製品概要       conte Air Damper

conteブランドのエアダンパーは、空気の流量調整に用います。

(※流量遮断用に使用される場合 は、別途閉止コックが必要です)

 

※使用目的により下記のように大別し、それぞれの組合せが可能です。

Ⅰ 取付方法により、W,  S,  F, の タイプがあります 

 

はさみ込み式

W-タイプ 

 

・JIS5kgf/フランジはさみ込み式の鋼製フランジに適合するエアダンパー 

 

・適応製品[40A~400A]

 

ねじ込み式

S-タイプ 

 

 

・管用テーパーねじに適合するねじ込み式のエアダンパー

 

・適応製品[20A~100A]

 

フランジ式

F-タイプ

 

 

・ボディ両側にJIS5kgf/フランジを持つフランジ式のエアダンパー

 

・適応製品[40A~350A]

(上記はイメージ図です。塗装色は実際のものと異なります)

 

 

Ⅱ 手動式とコントロール式があります 

手動式                        

 操作レバーを手動で操作し、羽根弁を開閉することで空気流量を調整するエアダンパー

 

コントロール式

 空気流量調整用の羽根弁開閉を、電動モーターにより自動制御できるようにしたエアダンパー        

  (電動モーターは別途購入、もしくはご支給いただく方法となります)

           

 

Ⅲ 標準仕様と、耐熱仕様があります 

標準仕様       :常温(-10℃~80℃以下)での使用条件

      軸-S45C、 羽根弁-SS400、 軸受-O リング、 フタル酸塗装

 
耐熱仕様(TS型)  :高温(400℃以下)での使用条件 

  軸-SUS304、 羽根弁-SUS304、 グラファイトグランド、 耐熱塗装

 

 

また、用途に応じて次の仕様を付加することが出来ます。  

 J 操作部先端にドライベアリングを装着した前部サポーター付の仕様        

全機種に対応(ただし、増締め機能は耐熱仕様にて効果あり)

 

 P 操作レバーを電動用レバーとした仕様 (モーター架台なし)

コントロール式の全機種に対応

 

 L 保温材(100mm厚)が使用できるように、操作部を100mm延長した仕様        

  耐熱仕様の全機種に対応

 

 LH 耐熱対策として操作部を100mm延長し、モーター取付架台を120mm高くした仕様       

モーター架台付コントロール式の耐熱仕様-Lタイプ(TSL)のみ対応

 

J仕様 詳細  

      
         

※J仕様は、耐熱仕様エアダンパーへの使用を お勧めします

(標準仕様品への使用では、増締め機能が発揮できません)

※ドライベアリングの耐熱性能をご使用環境により、350℃対応品を用意しています。

(実際の流体温度は、それぞれプラス50℃から80℃までを想定しています)  

 

※なお、コントロール式エアダンパーのうち、モーター取付架台付は名称として本体記号の前にA(オート)が付きます。

AW

モーター架台を組付けたW-タイプのエアダンパー  

販売製品呼びサイズ:40A~300A】

AS

モーター架台を組付けたS-タイプのエアダンパー 

販売製品呼びサイズ:20A~ 50A】

AF

モーター架台を組付けた F-タイプのエアダンパー

 販売製品呼びサイズ:40A~350A】

AUW

モーター架台を一体化し、W-タイプのエアダンパー本体に直接ボルト締めをしてモーター駆動時の振動等による歪みを軽減したエアダンパー

 販売製品呼びサイズ:100A~400A】

  

製品型式の見方

【手動式エアダンパー】 参照例 Wタイプ(W,S,F,タイプのうち)

   ・・・・・・常温型(標準仕様) 
   -TS・・・・・耐熱仕様(400℃以下)
<全機種対応>
  W-TSL・・・・ 耐熱仕様(400℃以下)+操作部100mm延長(L仕様) 

<全機種対応> 

【コントロール式エアダンパー】 参照例 AFタイプ(AW,AS,AF,タイプのうち)

  AF ・・・・・・常温型(標準仕様) 
   AF-TS・・・・・・耐熱仕様(400℃以下)
<全機種対応>
 

 AFJ-TS ・・・・前部サポーター付耐熱仕様(400℃以下)   

<耐熱全機種対応>

  AF -TSL ・・・・耐熱仕様(400℃以下)+操作部100mm延長(L仕様) 

<耐熱全機種対応>

 

AFJ-TSL ・・・・前部サポーター付耐熱仕様(400℃以下)+操作部100mm延長(L仕様) 

<耐熱全機種対応>   

【コントロール式エアダンパー】 参照例 AF,AW,-TSL-LHタイプ及びAUWタイプ

 

AF-TSL-LH ・・耐熱仕様(400℃以下)+操作部100mm延長(L仕様) 

           +モーター架台120mm高       

<-TSLのみ対応>                           

  

AW-TSL-LH ・・耐熱仕様(400℃以下)+操作部100mm延長(L仕様) 

           +モーター架台120mm高       

<-TSLのみ対応>  

 

 AUW-TSL-LH ・・耐熱仕様(400℃以下)

           +一体架台(操作部100mm延長+モーター架台120mm高)    

<W-TSLのみ対応>

【コントロール式(電動レバーのみ付)エアダンパー】 参照例 Fタイプ(W,S,F,タイプのうち)

  -・・・・・・常温型(標準仕様) 
   F-TS-P・・耐熱仕様(400℃以下)
<全機種対応>
 

 FJ-TS-P ・・前部サポーター付耐熱仕様(400℃以下)   

<全機種対応>

  F -TSL-P ・・耐熱仕様(400℃以下)+操作部100mm延長(L仕様) 

<全機種対応>

 

FJ-TSL-P ・・前部サポーター付耐熱仕様(400℃以下)

          +操作部100mm延長(L仕様) 

<全機種対応>   

※長くご使用いただくために

弊社の製品はすべて、組付時に軸受部へのグリス封入をしてありますが、自動制御による頻度の高い使用条件、あるいは高温高負荷での運転では それに応じた潤滑油の補給が必要です。軸受部のグリスニップルより給油してください。

・ 常温下での使用時(一般通常グリス)

  手動式       低頻度、低負荷での運転 : 1回以上 / 一年間

  コントロール式   高頻度、高負荷での運転 : 1回以上 / 一ヶ月

・ 高温度条件下での使用時(耐熱用グリス)

  手動式       低頻度、低負荷での運転 : 2回以上 / 一年間  

  コントロール式   高頻度、高負荷での運転 : 2回以上 / 一ヶ月

※常温下での使用時に適応する潤滑剤は、グリスの種類銘柄は問いません。

※高温度条件下での使用時に適応する潤滑剤(弊社採用品及びメンテナンス用推奨品)

 住鉱潤滑剤株式会社製 ハイモリグリースNo.2 or No.1

 

※その他

・製品性能向上のため、仕様・価格等につきましては、予告なく変更させていただく場合がありますのでご了承願います。

 


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